置きティーのメリット・デメリットと竹バット

置きティーのメリット・デメリットと竹バット

ティースタンドを使用した、いわゆる「置きティー」バッティング練習はお好きですか?
「地味な練習なのであまり好きじゃない」や「意味のない練習だと聞いたことがある」と思っている方も多いのではないでしょうか。
でも実は、置きティーはメジャーでも積極的に採用されていて、日本でも効果を見直されている練習方法なんですよ。

置きティーのメリットには、まずフォームの改善があります。
静止しているボールを打つことは、まるで鏡を見るかのように、細かい動作の確認ができます。
スイング軌道はどうか、ミートした後の打球はどう(方向・角度など)飛ぶか。自分の動作から生まれた結果も分析することができます。
そのように動作や結果を細かく確認しながら反復練習できるので、より正確に正しいフォームを体に覚えさせることができます。

コースを絞って集中して練習できるのも置きティーです。
インコースからアウトコース、自分の苦手なコースを、重点的に練習できます。
トスバッティングのように飛んでくる球に対応するわけではないので、より実践的な判断力や対応力の練習としては物足りなく感じるかもしれません。
しかし各コースを正しいフォームで打つことができるようになることは、本番で何より力になるのではないでしょうか。

ただし「試合感覚が抜けたバッティングになりがち」と多くの指導者が指摘しているように、置きティーにもメリット・デメリットがあることには要注意です。
静止しているボールなので思わず目線が行ってしまったり、ゆったりしたテイクバックをしてしまったりすることがあります。あくまで本番を意識し、正しい動作を心がけましょう。

またよくあるのは、ただ遠くに飛ばそうとするだけの置きティーです。
正しいミートポイントではなく、遠くに飛ばすために手前のほうにボールを置いて、ゴルフのような感覚で打つ人がかなりいるようです。
そうなると本当に「意味のない練習」になってしまうので、気をつけましょう。

置きティーに使うバットは、竹バットがオススメです。
置きティーは説明したとおり、動作を確かめながら打つものです。
芯の小さい竹バットを使うと、芯を捉えるバッティングの確認もできるからです。
竹バットは重心がトップ寄りにあるので、遠心力を生かしたスイングも確認しながら行えます。
二重三重のメリットを得るために、ぜひ竹バット置きティーをお試し下さい。

置きティーは一人でも練習できるので、ストイックに黙々と練習したい人にもおすすめです。
今年の秋冬は、試合感覚を意識しつつ、有意義な置きティー練習に励みましょう!

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