遅い球が打てるようになる3つのポイント

遅い球が打てるようになる3つのポイント

ここ数年、「速い球は取れて打てるけど、遅い球が打てない」というお悩みが多く寄せられています。ピッチャーはボールに緩急をつけてバッターのタイミングを崩そうとしてきますが、それ以上に身体が前に突っ込んでしまったり、強く飛ばそうとして力みすぎてしまう選手が多いのです。

遅いボールを打つためのポイントは3つあります。
まずは安定した体重移動を覚えることです。身体が前に突っ込む=ボールを迎えに行ってしまうとき、スイングが崩れて手打ちになっていることが多いです。そこで下半身主導で正しい体重移動を身につけておくと、悪い癖としての姿勢の乱れが出なくなります。

体重移動をマスターするなら、長尺バットがおすすめです!
長いバットは下半身・体幹をしっかり回転させなければ振ることができません。前に突っ込んだり、後ろに反り返るような振り方では振り切ることができず、振るたびに正しいフォームがみについていきます。

●長尺バット
https://bat.ski/trainingbat-long/

次のポイントは、ボールを引き付けて打つことです。遅いボールを遠くへ飛ばそうとするとき、力んで早めに身体が開いたり逆に振り遅れたりすることがあります。ミートポイントまで粘り強く待って、正しいタイミングで振るイメージがあれば、あわてることなく対処できるでしょう。

引きつけて打つバッティングには、短尺バットがおすすめです!
通常よりも短いバットなので、引きつけて打つバッティングが自然と身につきます。小さいのでインサイドアウトのコンパクトなスイングがしやすく、バットコントロールも上達するメリットがありますよ。

●短尺バット
https://bat.ski/trainingbat-short/

最後のポイントは、実際に山なりのスローボールを打ってみることです。ゆっくり投げられたゆるいボールは、身体に「打つ体勢」を覚え込ませる効果があると言われています。
余計な力が入っていないか、引き付けて打つまでのスイングは正しいか、体重移動やステップがあっているかの確認は、スローボール打ちでひとつひとつ確かめながら見直しましょう。

日本プロ野球には「遅い球が打てればどんな速い球も打てる」という格言があります。
苦手だからと敬遠しないで、しっかり対策・練習を重ねましょう!

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