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野球漫画と竹バット(2)
〜バトルスタディーズ〜

野球漫画と竹バット(2)〜バトルスタディーズ〜

竹バットが登場する漫画
今回ご紹介するのは「バトルスタディーズ」(作者・なきぼくろ)です。

週間Dモーニング(講談社)で2015年から開始し、現在も連載している野球漫画です。
野球の名門校DL学園に特待生スカウトで入学した主人公・狩野笑太郎が、部内のトラブルや大会出場停止などのピンチなどを乗り越えて仲間とともに躍進していく、というおおまかな内容の物語になります。

竹バットが登場するのは、14巻。
色々あって部長になった主人公・狩野は、他校との練習試合でも練習用竹バットを使うことを決定しました。
DL学園はもともと、高校卒業後にすぐ上のステージで対応できる選手を育成するため、練習の時は金属を使わずストイックに竹バットを使うのです。
しかし練習試合でも竹バットというのは今回がはじめてでした。
「試合で使えないのはきつい」と文句を言う仲間たちを、狩野は「金属を使えるのは高校まで、そんなんじゃ引退後、金属バット依存症に苦しみまっせ」と一喝します。

この短いエピソードは「竹やろうが金属やろうが、打つやつは棒きれでも打つ」という言葉で締めくくられています。
金属バットは使用できる期間が限定された道具であるとしっかり認識し、野球人として高いプライドと向上心を持つことが成長する鍵になるのかもしれませんね。

くしくも、日本高校野球連盟は、2022年から「飛ばない金属バット」を導入していく方針を明かしています。
上のステージ、つまりプロの世界だけでなく、高校野球でも現在の金属バットが使えなくなりそうです。
そうなると、本当に打てる選手が、活躍する時代が到来するのかもしれません。

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