研究所長あいさつ

ダイトベースボール

 

飛ばない金属バット導入後はどうなる!?
〜独自リーグから見える未来〜

飛ばない金属バット導入後はどうなる!? 〜独自リーグから見える未来〜

高校野球連盟は現在、新基準の飛ばない金属バット、つまり低反発金属バットの導入を進めています。導入予定は2022年からで、2年間の猶予期間を経て2024年に完全移行するとしています。

低反発金属バット導入の主な目的は、勢いある打球で投手がケガしないようにするためだといいます。選手たちがプロや大学野球で木製バットを使う際にギャップに悩まされないようにするためにも良いようです。
しかし実際のところ、低反発金属バットが野球に、そして試合にどのような影響をもたらすのかはなかなか想像がつきませんよね。

そこで今話題になっている、高校野球の「Liga Agresiva」という独自リーグに注目しました。
スペイン語で「積極的なリーグ」という意味を持つそのリーグ戦には、他とは違う大会コンセプトがあります。
それは「高校野球・選手たちの未来を考える」ということです。そのため甲子園よりも先んじて低反発金属バットや木製または竹バットの使用がルールとして定められているのです。(他にも投手の球数制限を設定したり、肩や肘の負担が大きい変化球を制限する、などの決まりがあるので、興味がある方はぜひチェックしてみて下さい!)
そんな未来の野球環境でバッティングはどうなっているのでしょうか。

その新たな環境で見えたのは、「バットが違うと野球がちがう」ということでした。
低反発金属バットを使うと、フルスイングで芯に的確に当てないと打球が飛ばなくなるのです。そこにはまぐれ当たりなど無く、他のバットなら快音を響かせる選手たちが、ことごとくピッチャーの球威に打ち負けたりしているのです。
守備関係のお話は長くなるので省略しますが、高校野球の未来=低反発金属バットの導入は、本当に「選手の技術が明確にあらわれるんだ」という印象でした。

そういったなか、竹バットに球児たちから熱い視線が注がれています。
芯が小さく、芯に当てないと飛ばずに手がしびれる竹バットを使いこなすことが、本当のバッティング技術を身に付けるために最適だからです。お話した「Liga Agresiva」リーグでも、低反発金属バット対策として複数チームが竹バットを使った練習を盛んに行っています。

低反発金属バットも、竹バットも、「当てれば飛ぶ」といった誤魔化しが全くききません。
しかしその難しさを乗り越えて身につけた技術は、生涯、そして日本でも世界でも通用する宝物になるはずです。

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