研究所長あいさつ

ダイトベースボール

 

ドミニカ野球の強さは竹バットにあり!?

ドミニカ野球の強さは竹バットにあり!?

2021年の野球を振り返ると、印象として東京オリンピック野球が強いですね。
金メダルは日本、銀メダルはアメリカ。そして銅メダルはドミニカ共和国でした。
みなさんは野球王国・ドミニカ共和国の強さの秘訣の1つに、竹バットの存在があるのはご存知でしょうか。

ドミニカ共和国は「国技が野球」というほどの野球王国です。強い選手が育つことから「メジャーの下請け工場」とまで言われていて、あのゲレーロジュニア選手もドミニカ共和国出身です。
ちなみに日本でもドミニカ出身選手の人材確保が行われています。広島東洋カープアカデミーオブベースボールという、日本球界史上初の外国人選手育成用アカデミーが1990年に建てられたのも、ドミニカ共和国なのです。近年、助っ人外国人で活躍するフランスアやコルニエルも、このアカデミー育成選手です。

そんなベースボールの雄が育つ土地は、いったい何が違うのでしょうか。
選手養成所が無料で運営されていて誰でもプロを目指す機会があるとか、飽くなき野球根性で延長戦が翌朝まで続くという話も聞くので、色々違うとは思います。

しかし1つ注目したいのは、ドミニカンたちは、竹バットに長く親しんでいるということです。
彼らはみんなメジャーリーグを目指しているので規格を合わせるのは当然とも言えますが、木製バットか竹バットが一般的で、とくに丈夫な竹バットが広く使われています。
竹バットは芯が狭く、打ち損じるととてつもなくしびれて、飛距離も出ない。
これはどんなボールも芯でとらえて打ち損じず、さらに飛距離を出すための技術が必要になるということです。

そんな竹バットがスタンダードだからこそ、鍛えられる「個」のちからが凄まじいのではないかと思いました。

現在、日本では低反発バットの導入が進んでいて、個々人の技術力の底上げが課題となっています。
個人の技術を重視して世界的なスター選手の排出につなげてきたドミニカ共和国を見習って、そして日本の多くの球児たちよりも先立って、今日から竹バットを振ってみませんか?

竹バット研究所は、明日のヒーローを応援しています!

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