幅広い年代から相談で寄せられるのが「スイングのときに身体が前に突っ込んでしまう」というお悩みです。これは野球経験において必ずしも早期のお悩みというわけではありません。誰でも経験を積んでいくうちに、いつの間にか変なクセがついていたりするものだからです。過去に正しいスイングが感覚的にできていても、年齢が上がって体つきが変わったり、使う道具が重くなって違和感を覚えたりと、様々な理由で簡単に乱れてしまいます。
さて、いつの間にか変になってる！と気づいたとき、どのように矯正すればよいでしょうか。今はインターネットの時代ですから、動画サイトなどで悪い癖の直し方などを見ながら素振り練習をする選手が多いと思います。
ですが、道具を活用して、継続的に身体に正しいスイングを染み込ませるという方法も、とても効率的な手段といえます。とくに顔や身体が前に突っ込んでしまうときは、竹バット研究所の長尺バット（トレーニングバット ロング）がオススメです。長さは通常タイプで90cm〜1m、特別なロングスイング用バットで150cmもあります。
この長いバットを上手に振り回すには、下半身と体幹を使って身体を回転させなければいけません。前に突っ込んだり、または後ろに倒れるような振り方をすると振り切れなくなってしまいます。ですから大きく1振りするごとに、悪いクセ・治したいクセが抜けていくことでしょう。ゆったりした軌道になるため、自分のスイングを自分で確認できるところも長いバットの魅力です。ついつい手だけを使って打ってしまったり、下半身を使えと言われてもなかなかわからない時にも、長いバットでのスイングが改善効果を発揮します。
読売巨人軍の高橋由伸元監督が、小さい頃から竹竿を振り続けていたために、伝説的にキレイなスイングフォームを身に着けていたことはとても有名な話ですね。動画を見て頭で理解するのも大事ですが、地道な練習で身体でしっかり覚えることも重要です。
