研究所長あいさつ

ダイトベースボール

 

マスコットバットのデメリット・注意点

マスコットバットのデメリット・注意点

マスコットバットは素振り用のバットで、ネクストバッターズサークルでよく使用される重たいトレーニングバットです。
重たいバットなので使用すれば筋力がつきますし、下半身・体幹をしっかりさせて正しいフォームで振らなくては上手くスイングができないため、技術力の向上にも大きく役立ちます。
しかし、デメリットや注意点も多いので、やみくもに使用するのはやめたほうが良いでしょう。

マスコットバットの第一のデメリットとして、逆にフォームが崩れてしまうことがあります。
フォームを確かめながら振るのが正しい使い方ですが、マスコットバットを手にとった多くの選手たちは筋力アップを夢見てがむしゃらに素振りする傾向があります。
そうなると腕だけを使った偏った振り方になったり、遠心力に負けてドアスイングなどの悪い癖が身に付いてしまう危険があります。
頭を振ってしまったり、目線が大きくズレるようになってしまうなど、年長選手たちからはさまざまな失敗談が寄せられています。

第二のデメリットは、ケガや故障の危険が高いことです。
かなり重たいバットなので、腕、手首、首や肩、腰など体全体に大きな負担がかかります。
強くなる目標、理想の体型をイメージしながら練習することはとても大事ですが、自分の体格とバットの重さを考えた上で回数を決めて振るのが良いでしょう。

第三のデメリットは、使い方を間違えるとスイングが遅くなってしまうことです。
重たいバットを力いっぱい振ると、遅いスイングが体に染み付いてしまうことが、スポーツ科学で証明されています。
つまりマスコットバットを力いっぱい振り回していると、通常のバットに持ち替えて振っても重いバットのスイングスピードのまま固定されてしまうのです。
そうなると、いくら筋力がついても打者として大きくレベルダウンしてしまうことになります。

マスコットバットは良い効果も多いのですが、目的を持って考えて扱わないとデメリットの多いバットです。
使用したいと思っているならば、フォームの見直しならば自分のバット+200g程度、ネクストバッターズサークルで振るなら自分のバット×1.3倍くらい、筋力アップを目指すならば振り方に気をつけて無理のない重さでそれぞれ選ぶと良いでしょう。

竹バット研究所のマスコットバットは、ほとんどが実打可能で頑丈な竹バットなので、芯を捉えるティーバッティングなどにもおすすめです。

お得なセール開催中 一部の商品が20〜50%OFF!!

一覧へ