頭が動く・ヘッドアップ対策に置きティー練習

頭が動く・ヘッドアップ対策に置きティー練習

バッティングで、「急に打てなくなった!」という選手の多くに発生している悪い癖があります。それはスイング中に頭が動いてしまっていることです。
なかでも頭が上がって視線がボールから離れてしまう「ヘッドアップ」は、ゴルフでもよく使われる言葉で、うまく当たらなくなる&飛ばなくなることで知られています。

ヘッドアップになる原因はさまざまで、
(1)打ちたい気持ちがありすぎて体が前のめりになる
(2)飛ばしたい気持ちがありすぎて打つ前から打球の方向を向いてしまう
(3)スイング時の体重移動がうまくいっていない
(4)胸から上が緊張などで強張ってしまい、柔軟に動かせない
(5)相手投手にタイミングを外される
(6)YouTubeで見たプロ選手の動きをかたちだけ真似してしまい、フォロースルーの顔の動きをスイング中にしてしまう
などがあります。

色々なところに要因が潜んでおり、どれかひとつを改善すれば良くなるという場合ばかりではありません。「ボールを最後まで目で追え!」と指導されて、理屈はわかっても出来ないという選手も少なくないのではないでしょうか。

改善するための練習をひとつオススメするとしたら、「置きティー練習」はいかがでしょうか。
置きティーは、フォームの見直しに優れた練習です。
静止しているボールを打つことは、自分自身の動きが100%打球に影響するので、細かい動作をまるで鏡を見るかのように確認することができます。
正しい姿勢を維持できる程度に軽いステップを踏みながら打てば、頭の揺れが少なくなって、ヘッドアップの矯正もしやすくなりますよ。

置きティーの練習効果をさらに高めたいなら、ぜひ竹バットを使ってみてください。

●合竹バット
https://bat.ski/bamboobat/

●少年用バット
https://bat.ski/forboys/

置きティーは「自分のフォーム確認」に適した練習ですが、そこでさらに竹バットを使えば「芯を捉えるバッティングの確認」もできるようになるからです。
竹バットは重心もトップ側にあるので、遠心力を生かしたスイングの練習にもなりますよ。
置きティーで正しいフォームを再確認できたら、いっぱい素振りをしてしっかりと体に覚えさせるとよいでしょう。
二重三重のメリットを得るために、ぜひ竹バット置きティーをお試し下さい。

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