重たいバット（ヘビーウエイトバット）は効果的に使おう！

中学生頃になると、打撃全般のパワーアップを目的に、重たいバットでの素振り練習を取り入れる選手がかなり増えると思います。中学野球ではそもそも通常のバットでさえ重くなりますから、腕力面で強いストレスを感じるようになるからです。
また相手の投球に球速やパワーが付き始め、当ててもヒットにならない、打球が飛ばないなどの悩みが出てくることもあります。重たいバットをスイングすることで力をつけ、それらの悩みを吹き飛ばしたいと思っている選手が多いことの現れだと思います。

とはいえ、簡単に結果が出るかというと、逆にドツボにハマることもしばしばあるようです。重いバットだけをずっと振っていると、重くてのろいスイングが身体に染み付いてしまったり、ヘッドが下がるのが習慣になってしまったりするからです。さらには無理に重いバットを振って、腰を悪くする人もいるかもしれません。

では重いバットを活用したトレーニングを、より効果的にするにはどうしたら良いでしょうか。

まずは理想形の再確認です。重いバットは闇雲に振らずに、常に理想的なフォームで振ることを思い浮かべましょう。ヘッドが下がってしまう場合は、ヘッドが重いバットを使って下がらないよう意識付けすることも良いでしょう。
それからスイングスピードアップは短いバットで維持向上させましょう。重いバットを使用したあとは必ず軽いバットで全力スイングして、素早いスイングを身体が忘れないようにしましょう。「重いバットを振れるようになること」は手段であり、目的ではありません。なんでもかんでも願いを重いバットに詰め込みすぎず、使い分けが大事というわけです。

竹バット研究所の重量バット・ヘビーウエイトバットは基本の型でも重さが1000g～1500ｇの5種類あってバラエティ豊富です。最適なバットを選んで、野球の腕をメキメキ上達しましょう！