竹バットって何の竹?~原材料・特徴・魅力とは~

竹バットって何の竹?~原材料・特徴・魅力とは~

高校野球に飛ばない低反発バットが導入されるようになってから、竹バットの注文がどんどん増えています。
そんななか「竹バットというけれど、どんな竹を使用しているの?」という質問も多くなってきました。
竹バットの最大手メーカーにして竹のプロ・竹バット研究所が、バットの竹材についてわかりやすく解説します。

そもそも竹は、強度や弾力があるしなやかな素材として、昔から家具や色々な道具として使われてきました。
今でも竹製の棚や竹のかごなど日常生活に根付いており、皆さんの身の回りにもいろいろあると思います。
20世紀前半には、建物の鉄筋のかわりに竹をつかった「竹筋コンクリート」が発明されるほどで、80年近くたった今でも竹筋コンクリートの橋や建物が全国に残されています。
神社など古い建物でも竹でつくった釘を使いますが、竹だから壊れるということはありません。
つまり竹の強さは驚くほど高いんですね。

竹材として有名なのは主に3種類で、淡竹(はちく)・真竹(まだけ)・孟宗竹(もうそうちく)があります。

淡竹は繊維が細いのが特徴で、茶道の道具や和傘の骨などに使われています。
真竹は伝統工芸品に多く使われているしなりが強い竹です。色合いがよいので、正月の門松にも真竹がよく利用されていますね。
最後の孟宗竹は、なによりも食用のたけのことして有名です。しかし育つと何よりも厚みが出て頑丈になり、建築資材にされたり農業漁業の道具としても活用されます。

竹バット研究所では、主に”孟宗竹”を使用して竹バットを製造しています!

もともと硬~い素材の孟宗竹を、ていねいに乾燥させることでより高い強度の素材にします。
他社よりも薄くつくった竹プレートを独自の組み合わせで重ね合わせ、強い力でプレスして角材状にしたものをバットの形に削ります。
竹を合わせて造るので「合竹(ごうちく)バット」とも呼ばれています。

竹バットは飛ばないバットが導入された今こそ、野球選手のレベルアップに必要な打撃練習道具です。
他のバットと比べて芯が小さく、真芯で捉えなければ手がビリビリと痺れるので、使っていれば自然とボールを芯で打つ技術が身につきます。トップバランス寄りなので重みを感じやすく、ヘッドを走らせる理想的なスイングも習得ができます。

子供の成長に合わせた長さ・重さの少年用竹バットをはじめ、さまざまな練習用竹バットをご用意しています。耐久性もピカイチで長く使えるので、経済的なメリットも大きいです♪
全国から注目集まる当店の竹バットを、ぜひご利用ください!

●合竹バット
https://bat.ski/bamboobat/

●少年用竹バット
https://bat.ski/forboys/

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